移住の促進につながる新たなプロジェクト 農村移住、女性が農村で自立した暮らし方、働き方研修会開催
- 期日:2月11日(金)
- 参加人数:20人
今回は新潟中越地震のボランティア活動をきっかけに限界集落と言われた地域に移住定住し、様々な葛藤の中で起業し、農業女性を巻き込み地域に根ざした活動を展開する女性リーダーを講師に迎え、講演会とディスカッションを開催しました。
基調講演
演題「十日町市移住から農業を通じて農村女性の自立支援や課題解決に向けた取り組み」
講師:ウーマンファーマーズジャパン㈱代表取締役 佐藤可奈子さん
講演会では移住してゼロから農業を学び、子育てをしながらさつまいもの栽培、干し芋をはじめとした加工所を起業。 女性農家コミュニティの運営を通じて持続可能な里山農業の実践、そして社会課題解決に向けた挑戦について実例を交えながらお話をいただきました。
ディスカッション
テーマ「農村で女性がいきいきと輝いて暮らし続けていくためには」
ディスカッションは参加者から講師への質問形式で行われました。
地区内外から参加した方からは、女性が農業に関わり、子育てやら地域とのつながりの課題に対し質問があり、農業における女性の活躍の場が広がり、もっと輝きながら、これからの農業を持続可能なものにしていくためにも、女性農業者が「働きやすい、生活しやすい環境づくり」が必要とされていること、また、女性農業者をはじめ地域の女性の声を農業の現場や地域コミュニティに反映させることも大事だと話されました。
きらりよしじまでも若い世代の女性農業者の活動の支援について、支援体制の整備から実質的な応援手法についても地域づくり計画へ反映しながら、実現に向けた取り組みを検討していきます。